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救護施設「ゆりはま大平園」で入所者らとボッチャを楽しむ秋篠宮家の次女佳子さま=2025年9月13日午後2時37分、鳥取県湯梨浜町、代表撮影
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 高校生が手話の表現力を競う「第12回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」が14日に鳥取県倉吉市で開かれる。大会に出席する秋篠宮家の次女佳子さまが13日に来県し、鳥取県湯梨浜町の救護施設「ゆりはま大平園」や、3月に開館した県立美術館(倉吉市)などを訪れた。

 佳子さまの来県は4年連続10回目。鳥取空港では県民ら約150人の出迎えを受けた。

 障害者らが入所する「ゆりはま大平園」では利用者と一緒にボッチャを2ゲーム楽しみ、「投げるの難しいですね。全然思ったところにいかない」と悔しがったり、好プレーに拍手を送ったりした。

 また、利用者らが制作した陶芸作品を熱心に見てまわり、皿などを手にとって「かわいらしいですね」「食事がさらにおいしくなりそうですね」などと感想を述べた。

 入所者の高嶋武さん(74)は「(訪問を)直前まで知らなかったのでびっくりした。ボッチャは上手だった」。ボッチャで佳子さまに「力を抜いて」などとアドバイスした石見正敏さん(88)は「緊張したけど楽しかった」と笑顔を見せた。

 佳子さまは県立美術館で展示を鑑賞後、館内で開かれた手話甲子園の出場者らとの交流会に出席した。

 今年の手話甲子園には12都府県の16チーム(21校)が出場し、演劇やダンスなどの演技を繰り広げる。佳子さまは開会式に臨んだ後、演技を鑑賞。終了後は受賞者と懇談する。

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